L-0<1931>【Pickguard】
ピッキングからトップを守るピックガードは、戦前特有の形状をしている。やはり戦前に生産された1941年製のKalamazoo KHG-14を見ていただくと、酷似しているのが分かる。全体的にトローンとした、形容しがたい形である。
材質はセルロイド。模様は赤みがかった鼈甲を模したもので、30年代半ばからのファイヤーストライプ模様と違い、落ち着いた印象を与える。。以下は1941年製のKalamazoo KHG-14のピックガードだ。形状は同様でも、模様によって、ずいぶん印象は違う。

L-0のピックガードに使われているセルロイドは、経年変化で縮みやすい材で、やや反り返ったような形になっている。
製造工程的には、ピックガードを貼り付けた後に、トップコートのニトロセルロース・ラッカーが塗られている。これも、 戦前のギターに多く見られる仕様だ。このため、近年のギターに見られる「後から貼り付けました」的な感じではなく、 トップになじんでいるような印象を与える。
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