Kalamazoo KHG-14<1941>【Peg】

Kalamazoo KHG-14のヘッド周りにヴィンテージらしい雰囲気を醸し出しているのが、この、黒いつまみの3連ペグだ。
ペグは、Kluson(クルーソン)社製の3連タイプ。1931年製造のL-0にもクルーソンの3連ペグがついているが、 10年後の1941年製である、このKalamazoo KHG-14に取り付けられているペグは、時の流れを反映してか、少し洗練されており、微妙に表情が違う。 ご参考に、以下は、L-0のペグだ。

Kalamazoo KHG-14のペグで目立つのは、3つのペグを固定する長方形の金属製プレートの4つの角が、弧を描く形で削り取られていることだ。 真四角だったL-0のペグが無骨な印象なのに対し、角を取り去るだけで、ぐっとモダンな「顔」になっている。この角の処理は、 以後のクルーソン社製ペグに引き継がれ、ある部分、クルーソン社製ペグの「表情」として定着していく。
画像では少々わかりにくいが、プレートを固定している4本のネジのうち、中央の2本の回りに、文字が刻印されている。 ここにクルーソンの社名と、パテント・ナンバーが円を描く形で刻まれているのだ。これも、私はおしゃれな印象を持っている。
黒いつまみは、渋いサンバーストカラーのギターにマッチして、ヘッド部を引き締めている。白つまみが明るい印象をヘッドに与えるのに対して、黒つまみはシックさを醸し出している。
ヘッド裏の先に、横一列に傷のように写っているのは「MADE IN USA」という刻印である。おそらく米国外に輸出された1本であったのだろう。
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