ETG-150<1957> : Extremely rare tenor guitarのカテゴリ

おそらく、テナーギターというものを、このギターの画像で初めてご覧になった方も少なくないと思う。少なくとも、 現在のポピュラーな音楽シーンではまず、見かけることのないギターだからだ。そもそも生産本数が極端に少ないギターであるがゆえ、この個体のように、半世紀を経ても美しい状態を保ったものは、現存しているものではさほど多くないと思う。ギブソン社の残した記録によれば、1957年に製造されたETG-150は、管理人所有のものを含め、45本のみである。
古めかしいルックスだが、実は4弦しかないから、いや、4弦だからこそ紡ぎ出せる音の世界があることを、このETG-150は実証してくれる。シンプルな音構成だが、心にしみ入るチャーミングな響き。これぞ、テナーの魅力だ。
ETG-150<1957>【Head stock】

1957年製のETG-150のヘッドは、基本的にギブソンのヘッドスタイルを踏襲したものだ。しかし、4弦であるため、ネックが細く、 ヘッドの下部は一見したところわかりにくいが、微妙に絞り込まれていて、似て非なるものだ。
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ETG-150<1957>【Peg】

6つのペグがついているヘッドを見慣れた目には、1957年製のETG-150のヘッドは、違和感を感じるルックスだろう。「何か忘れていませんか?」。そう 問いたくなるような、間延び感がある。しかし、この4弦しかない、という素朴さが、実は独特のシンプルな音世界を形成しているのだ--。 この4つのペグを見つめていると、そんな思いがわき上がる。
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ETG-150<1957>【Neck】

ヘッドの大きさから見れば、1957年製のETG-150のネックは、極端なほどに細く見える。これで強度を保てるのだろうか、と心配したくなるほどだ。しかし、 半世紀を生き延びたこのギターを実際にプレーしていると、ギブソンが緻密な計算の末に、 プレアビリティと強度の兼ね合いを徹底的に煮詰めた上で、この細さを選んだことを思い知らされる。
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ETG-150<1957>【Top】
1957年製のETG-150のトップは、スプルースのアーチドトップ。形状は、ES-125などと同様で、両脇にfホールを備えたタイプだ。
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ETG-150<1957>【Bridge】

1957年製のETG-150のブリッジは土台部分、ブリッジ部分ともにjacalanda(ハカランダ)。濃いめの茶色がかった硬質な材で、 4弦の振動を、きっちりトップへと伝えていく。
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ETG-150<1957>【Pickguard】

1957年製のETG-150のピックガードは、上級機種に採用されていた、マーブル模様、周囲を取り囲むように後付けされたエッジの装飾あり、 というタイプである。
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ETG-150<1957>【Side】

1957年製のETG-150のサイドはメイプル。ダークブラウンの深い色合いと、クリーム色のバインディングのコントラストが鮮やかな横顔だ。
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ETG-150<1957>【Back】
1957年製のETG-150のバックは、メイプル。優美なアーチの様子が、画像で確認していただけるかと思う。
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