ETG-150<1957>【Neck】

ヘッドの大きさから見れば、1957年製のETG-150のネックは、極端なほどに細く見える。これで強度を保てるのだろうか、と心配したくなるほどだ。しかし、 半世紀を生き延びたこのギターを実際にプレーしていると、ギブソンが緻密な計算の末に、 プレアビリティと強度の兼ね合いを徹底的に煮詰めた上で、この細さを選んだことを思い知らされる。

左側が言うまでもなくETG-150、右側はLG-2 3/4である。通常サイズのものと比較して握りが細いLG-2 3/4を持ってしても、太く見える。それほどに、ETG-150のネックは細い。しかし、前述したように、細いが、決して、か細くはない。 良質なHonduras mahogany(ホンデュラス・マホガニー)と鉄芯を使ったトラスロッドで、このきゃしゃに見えるネックを、 外観から来る印象以上に頑強なネックとしているのであろう。

finger board(指板)は当時の基本仕様だったjacalanda(ハカランダ)である。
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