B-25<1968>【Top】

1968年製のB-25のトップは、色合いがくっきりとしたブラウン・サンバースト。前年ごろまでのチェリー・ サンバーストとうってかわって、ブルージーなルックスを持っている。
LG-2の後継モデルとして1962年に登場したB-25のベーシックカラーは、チェリー・サンバーストだった。ボディの形状はLG-2をそのまま受け継いだものだが、ダークなサンバーストから鮮やかなチェリーに変更されたのと、シングルだったバインディングが白・黒・白の三層とされたのが、変化があった点。モデル名のチェンジを機に、より明るく、より豪華に、という発想があったのだろう。
このチェリー・サンバーストは6年ほど継続されるが、1968年になって、原点回帰するように、ブラウン・サンバーストが復活する。
トップの材質は、スプルース。このギターのトップは、横方向に霜降りの虎目が出た美しい木目を持っている。
まるで近年のヒストリック・コレクションに見えるほど状態は極上で、このギターに出会ったとき、これが本当の「デッド・ミント」だと思った。名ばかりの「ミント」と称されるギターをたくさん見てきたが、これは本当に、ピッキング・ウェアどころか、傷ひとつないのである。比較的、 弾き込まれたものが多いB-25で、ここまでの状態で残っているものは、世界的に見てもごく希であると思う。
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