Recording King Carson J. Robison model 1281<1936>【Top】

1936年製のレコーディングキング・カーソン・ロビソン1281のトップは、イースタン・スプルース(レッド・スプルース)。廉価版の社外ブランドだが手抜きはなく、良質の材が使われている。
トップの木取りは目視で確認する限り、ブックマッチで取られている。社内のセカンドブランド、Kalamazooより、場合によってはいい材を用いているケースもあったのかも知れない。
サンバーストは色濃く、また太く、ヴィンテージの雰囲気を全身に漂わせている。プリウォー特有の、燃え立つように見える文様のピックガードが、浮き立ってくるように鮮やかだ。トップにクラックは全くなく、非常に状態がいい。
そのトップ裏を支えるブレーシングは、ラダー。この構成の影響で、ラダー・ブレーシングのギター特有の、やや鼻にかかったような独特の音を生む。まさにロバート・ジョンソンが紡ぎ出した、あの音だ。ラダーの材もイースタン・スプルースを用いている。
サウンドホール周辺には飾りのバインディングはなく、ホールのへりの内側部分に、白いバインディングが張られている。シンプルこの上ない構成である。
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