Vintage Gibson World全ギターの【Pickguard】, "Robert Johnson"model; Recording King Carson J. Robison 1281<1936>, Gibson-made other brand > Recording King Carson J. Robison model 1281<1936>【Pickguard】

Recording King Carson J. Robison model 1281<1936>【Pickguard】

1936 Recording King Carson J. Robison 1281 pickguard

1936年製のRecording King Carson J. Robison 1281のピックガードは、プリウォー・ギブソン特有のファイヤー・ストライプ。ファイヤー・ストライプとひと口に言っても、表情の異なる様々な文様が存在するが、このCarson J. Robisonのファイヤーは大きく、かつワイルドで、ダイナミックな印象をギターのトップに与えている。

材質はセルロイド。トップに貼り付けた後にニトロセルロースのラッカーがかぶせられている、アンダー・フィニッシュだ。セルロイドは収縮しやすいため、少なくないヴィンテージが「ピックガード・クラック」を起こしているが、このギターには、その兆候は皆無で、すでに安定した状態になっている。

下の画像は、1941年製のKalamazoo KHGN-12のピックガードだ。同様のファイヤー・ストライプだが、ファイヤーのひとつひとつが細かく、Carson J. Robisonとの比較で言えば、整った印象を受ける。

1941 Kalamazoo KHGN-12 pickguard

続いて、以下の画像は、1941年製のKalamazoo KHG-14のピックガード。ちょうどCarson J. RobisonとKalamazoo KHGN-12の中間のような文様が浮かび上がっている。

41KHG-14-05

この3枚の画像をご覧になって、ピックガードの形状や貼り方に違いがあるのに気づかれた方もおいでかと思う。Carson J. Robisonのガードは、ヘッド側の先端部分が山のように細く持ち上がっている。そして、サウンドホールの外周にぴたりと沿うようにカッティングののち、貼られてある。対して、Kalamazooの2台は、ヘッド側の先端部分は尖ったような形状になっておらず、ギブソンのように、サウンドホールからやや距離を置いて貼られている。

ファイヤー・ストライプのピックガードはひとつとして同じ文様がなく、かつ、その形状や、マウントの仕方にも独特の個性がある。均一感の強い現代のピックガードとは、味わいの点で大きく異なっている。

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