Contributed photos of web reader's guitar #1; 1929 L-1

新コーナーの冒頭を飾らせていただく1台は、ブルース・ファン、ヴィンテージ・ギブソンファンならば思わずうなってしまう、1929年製のL-1です。全体のコンディションの素晴らしさはもちろん、サンバーストのフェイドの具合などが絶妙。ほれぼれします。
ロバート・ジョンソンが例の写真で抱えていたギターをほうふつとさせるような素晴らしいエルワンです。

角をぶつけるなど、傷めやすいヘッドストックですが、ご覧のように極上の状態をキープしています。

ヘッド裏も美しい状態です。彫金入りの3連ペグは、私の1929年製L-0と同様の形状、文様ですので、おそらくウェイバリー社製でしょうか。
以下はオーナーのherringbone tweedさんからいただいたコメントです。
「L-1は、ロバート・ジョンソンのレコードジャケットで一躍有名になったモデルですが、アーチトップからフラットトップへと変貌を遂げていったギブソン社ギター史においても重要なモデルのひとつだと思います。フラットトップのL-1は生産期間が短い中で細かい仕様変更がありましたが、この個体は指板にバインディングが無く、ストレートブリッジを持つ1929年製です。特筆すべきは、Aブレーシング(ハーフXブレーシング)と呼ばれるブレーシングが採用されており、Xブレーシングに移行する前の過渡期の仕様です。また、トップのフィニッシュはクレモナ・サンバーストと呼ばれるアーモンド色で、スプレーでは無く手塗りとなっており、当時の職人の手作り感が溢れています。
肝心の音ですが、見事に枯れており、非常にバランスの良い鳴りです。持っているだけで戦前にタイムスリップしたような気分になれる、最高のブルースギターです。」
herringbone tweedさん、素晴らしいギターをご紹介下さり、誠にありがとうございました。
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